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NTT東日本札幌病院は、2022年に100周年を迎えます

当院の取り組みと特徴

 当院は、1922年(大正11年)に、逓信職員の健康と生命を守り、電信電話事業を発展させるべく開設された札幌逓信診療所を礎とした、100年以上の歴史がある病院です。
札幌の中心部に立地する総合病院として、札幌中央区だけではなく、札幌市全体の医療を支えて参りました。開設した当初は内科・外科の2つの診療科でしたが、2024年現在では、23の診療科を擁しており、幅広い疾患の急性期治療に対応しております。

 2017年には精密な動きを可能にする手術支援ロボット「Da Vinci Xi」を導入しました。前立腺がんなどの泌尿器科領域だけではなく、肺がんや直腸がん、胃がんなどの呼吸器外科・消化器外科領域や、子宮の良性腫瘍などの婦人科領域にも対象疾患を拡大し、日々患者さんの心身共に負担の少ない手術の実現に向けて尽力しております。

 北海道がん診療連携指定病院、地域周産期母子医療センターとしても重要な役割を担っており、特に産婦人科と小児科が密に連携し、入院中から小児科医が診察を行うことで、小さな異変や病気などの早期発見が可能な診療体制を構築しております。このように、「女性と子どもにやさしい病院」の実現を目指しており、さらには、一人ひとりの患者さんに丁寧に寄り添い、きめ細やかなケアを実施しています。また内科では、全身の状態を確認し、糖尿病などの生活習慣病や胃炎、腹痛などの消化器疾患など幅広い疾患の治療を行っております。当院は地域医療の中心的な専門性の高い病院として医療連携に力を入れております。近隣エリアには、日常的な診療や健康管理を行う診療所など、それぞれの特徴を活かした医療機関があり、患者さんには最適な場所で最良の医療を受けていただけるよう地域の多くの医療機関と緊密な連携を図っております。

 当院は、NTT東日本によって運営されており、2002年には、北海道では早い段階での電子カルテの整備を実現したほか、2024年2月より一部病棟にパラマウントベッド社のベッドサイドケア情報統合システム 「スマートベッドシステム™」を北海道初導入するなど、ICT化に積極的に取り組んでおります。「スマートベッドシステム™」では、転倒防止や看護効率の向上が可能となり、ケアに集中できる時間が増加し、患者さんの安全・安心につながっていると考えております。

 私たちは今後も将来にわたって、患者さんとの信頼関係を大切にし、地域に密着した思いやりのあるより良い医療を行って参ります。

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