OPENNING病院指標の公開

病院指標の公開

2018度 NTT東日本札幌病院 病院指標

はじめに

当該指標は、DPC対象病院として認定された病院が作成するDPCデータを元に、厚生労働省の定める次の集計条件に基づいて算出しています。

集計条件
  • 集計対象は、2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)の退院した患者のうち、一般病棟に1回以上入院した患者
  • 患者数が10人未満の場合は個人情報保護の観点から「 - 」(ハイフン)を表示
  • 自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さんは集計対象外
  • 入院後24時間以内に死亡した患者さんは集計対象外
年齢階級別退院患者数
年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数 1,254 185 421 786 813 791 1,381 1,579 1,075 170

年齢階級別退院患者数

当院においては、幅広い年齢層の患者さんが入院されていますが、とりわけ、60歳以上が約5割を占めるなど、重症となりやすい高齢者の入院が多くなっています。また、当院は、地域周産期母子医療センターの認定を受けており、10歳未満の小児の患者も多くなっています。更に、女性生殖器系の疾患にも対応しているため、30歳代、40歳代では、女性の割合が高くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
リウマチ膠原病内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
070560XX99X00X 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 53 14.1 15.6 1.9 64.2 -
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2 なし - - 19.1 - - -
070560XX99X01X 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病あり - - 27.2 - - -
070470XX99X5XX 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 5あり - - 2.7 - - -
070470XX99X0XX 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 なし - - 15.9 - - -

リウマチ膠原病内科では、重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患が最も多くなっています。自己免疫性疾患とは、免疫システムが正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気で、全身性エリテマトーデスや多発性筋炎・皮膚筋炎、血管炎などの疾患を診療しています。次に多い関節リウマチでは、関節エコーなどの検査も取り入れ、早期診断、早期治療を行うとともに生物製剤を含めた治療を提供できる体制を整えております。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内よりのリウマチ膠原病内科のページをご参照ください。
小児科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
040070XXXXX0XX インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 142 5.0 6.1 0.0 2.5 -
040100XXXXX00X 喘息 手術・処置等2 なし 副傷病なし 109 5.4 6.6 0.9 2.9 -
040090XXXXXX0X 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 103 5.2 6.2 1.9 1.4 -
140010X199X00X 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 99 3.7 6.2 1.0 0.0 -
030270XXXXXXXX 上気道炎 86 4.5 5.0 0.0 2.8 -

小児科では、インフルエンザ、ウイルス性肺炎や肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎が多くなっています。当院は、地域周産期母子医療センターの認定を受けており、妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(新生児の横疸等)も多くなっています。上記いずれの疾患についても、平均在院日数が全国平均と比較して、短くなっています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より小児科のページをご参照ください。
外科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
090010XX99X4XX 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 104 2.8 4.3 0.0 51.8 -
090010XX02X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 96 6.7 6.2 0.0 57.5 -
090010XX01X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 84 13.0 10.6 0.0 56.7 -
060160X001XXXX 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 57 5.2 5.0 0.0 71.5 -
040040XX97X0XX 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 50 11.8 11.9 0.0 71.4 -

外科では、乳房の悪性腫瘍(乳癌)に対する乳腺悪性腫瘍手術が最も多くなっており、化学療法も行っています。鼠径ヘルニア手術は、腹腔鏡下(お腹の中に腹腔鏡という細長いカメラを入れ、お腹の中の様子をテレビモニターで見ながら細長い鉗子という器具を使って行う手術)で侵襲性が低く、傷口が小さく痛みも少ないなど患者さんの身体への負担が少ない手術を早期に行う事により、治療期間の短縮にも努めています。肺の悪性腫瘍(肺癌)について、患者数は喫煙者の高齢化とともに増えています。当院では「胸腔鏡を用いた低侵襲手術の追求」を基本方針としており、ほぼ全例に胸腔鏡手術を行っています。
当院は、北海道がん診療連携指定病院に指定されており、日本に多いがん(肺・胃・肝・大腸・乳)を中心に、様々ながん・悪性腫瘍に対して各科と連携して、手術療法、放射線療法、化学療法などを効果的に組み合わせてがん治療を行っています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より外科のページをご参照ください。
整形外科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
160620XX01XXXX 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 80 22.3 14.3 1.3 32.1 -
160800XX01XXXX 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 77 25.1 26.3 81.8 82.3 -
070230XX01XXXX 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 48 25.6 24.3 6.3 75.7 -
160620XX97XXXX 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) その他の手術あり 28 3.7 4.9 0.0 35.8 -
160620XX02XXXX 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 関節滑膜切除術等 25 9.9 7.3 0.0 59.1 -

整形外科では、肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)が最も多く、スポーツなどによる靱帯や半月板の損傷に対する、関節鏡を用いた手術を専門的に行っております。次に股関節大腿近位骨折に対する、人工骨頭挿入術や観血的手術が多く、膝関節症(変形性を含む。) 人工関節置換術等も合わせて、比較的健康的な高齢化により増えている症例となっています。前腕の骨折については、骨折部が不安定な場合や、骨折が関節面に達する場合、また、長期間のギプス等による固定が困難な場合、手術による治療を選択します。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より整形外科のページをご参照ください。
心臓血管外科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
050180XX02XXXX 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 37 3.9 2.9 0.0 70.0 -
050050XX0101XX 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 11 18.1 22.9 0.0 65.1 -
050080XX01010X 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 10 17.1 24.0 0.0 69.5 -
050161XX97X10X 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 副傷病なし - - 28.4 - - -
050163XX02X10X 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 副傷病なし - - 20.6 - - -

心臓血管外科では、静脈・リンパ管疾患(下肢静脈瘤)に対する静脈血管内レーザー焼灼術(静脈瘤レーザー治療)等が最も多くなっており、当院では保険 適用となった2011年からこの治療法を実施しています。虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する冠動脈バイパス術(ポンプ、オフポンプ)ですが、現在では人工心肺装置を用いないで心臓拍動下に手術を行うオフポンプ術が主に行われます。弁膜症に対する手術は、大動脈弁病変では人工弁置換術、僧帽弁病変に対しては自分の弁を温存する弁形成術が多く行われます。非破裂性腹部大動脈瘤、腸骨動脈瘤に対する、ステントグラフト内挿術や大動脈瘤切除術(人工血管 置換術)。当院では、胸部、腹部いずれの大動脈瘤に対してもステントグラフト治療を行っています。また、緊急症例にも24時間体制で対応しています。

その他の当科における開心術や胸部大動脈瘤疾患手術に関する詳細は、診療部門のご案内より心臓血管外科のページをご参照ください。
産婦人科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
120060XX02XXXX 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 130 6.6 6.2 0 43.5 -
12002XXX02X0XX 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし 100 1.5 3.2 0 34.9 -
120070XX02XXXX 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 64 6.8 6.3 0 41.9 -
120200XX99XXXX 妊娠中の糖尿病 手術なし 61 4.1 5.7 0 35.6 -
120220XX01XXXX 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 51 2.3 3.0 0 40.2 -

産婦人科では、子宮の良性腫瘍に対する手術が最も多く、身体に負担が少ない腹腔鏡による手術を行っています。次に子宮頸・体部の悪性腫瘍に対する子宮頸部焼灼術も多く、外来でNBIコルポスコープ(膣拡大鏡)を用いて診断し、日帰りにてレーザー治療(蒸散・円錐切除)を行っています。卵巣の良性腫瘍についても、身体に負担の少ない腹腔鏡による手術を行っています。
当院は、北海道の地域周産期母子医療センターの認定を受けており、妊娠合併症に対する治療にも対応しています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より産婦人科のページをご参照ください。
眼科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
020110XX97XXX0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 269 1.9 2.8 0 74.4 -
020110XX97XXX1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 12 4.5 5.4 0 79.1 -
020200XX9710XX 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし - - 7.0 - - -
020180XX97X0X0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 - - 7.5 - - -
020320XX99XXXX 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術なし - - 9.2 - - -

眼科では、白内障に対する手術が最も多くなっています。1泊2日または日帰りで行っています。網膜前膜、糖尿病網膜症、硝子体出血等に対し硝子体手術を行っています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より眼科のページをご参照ください。
耳鼻咽喉科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
030230XXXXXXXX 扁桃、アデノイドの慢性疾患 29 10.2 8.0 0.0 24.7 -
030240XX99XXXX 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 24 5.8 5.5 4.2 43.5 -
030350XXXXXXXX 慢性副鼻腔炎 18 10.3 7.2 0.0 56.8 -
030240XX97XXXX 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 13 10.1 8.6 0.0 31.5 -
030150XX97XXXX 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 12 8.3 7.6 0.0 60.9 -

耳鼻咽喉科では、扁桃、アデノイドの慢性疾患(扁桃肥大や慢性扁桃炎)に対する口蓋扁桃手術が最も多くなっています。睡眠時無呼吸は睡眠ポリソムノグラフィー(睡眠中の呼吸状態、無呼吸の回数、無呼吸の時間、いびき、血中酸素飽和度、脳波等の測定)を行い、治療方針を決定しています。慢性副鼻腔炎については、手術が必要な場合は内視鏡下に手術を行います。内視鏡下の手術は手術侵襲も少なく、入院期間も比較的短期間ですみます。突発性難聴は必要に応じて入院の上、ステロイド、麻酔科での星状神経節ブロックを含めた治療を行っています。扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎については、軽症の方は薬物療法のみで治癒します。また、鼻副鼻腔の良性疾患に対しては主としては身体の負担が少ない内視鏡手術を行います。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より耳鼻咽喉科のページをご参照ください。
皮膚科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
080010XXXX0XXX 膿皮症 手術・処置等1 なし 21 10.5 12.5 9.5 59.7 -
080020XXXXXXXX 帯状疱疹 16 8.4 9.0 0.0 75.4 -
080007XX010XXX 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 11 3.5 4.0 0.0 61.3 -
080006XX01X0XX 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 10 5 8.2 0 78.3 -
100100XX97X0XX 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2 なし - - 23.9 - - -

皮膚科では、急性膿皮症(蜂窩織炎)や帯状疱疹に対しては外来では不十分な重症患者を入院にて治療を行っています。 皮膚の良性新生物(粉瘤や脂肪腫)に対する皮膚の外科手術を多く行っております。皮膚の悪性腫瘍(皮膚がん)に対する、切除術を行っております。皮膚がんの治療では手術で病巣を切除することです。初期がん(表皮内がん)や、滅多に転移を生じない基底細胞がんは、病巣を取り切ることができれば、ほとんどのケースで完治ができます。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より皮膚科のページをご参照ください。
泌尿器科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
110080XX991X0X 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 副傷病なし 84 3.1 2.5 0.0 67.5 -
11012XXX020X0X 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 副傷病なし 52 4.3 5.6 0.0 60.8 -
110070XX02020X 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし 40 8.7 7.4 0.0 74.9 -
110080XX01XXXX 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 39 12.9 12.6 2.6 68.1 -
110070XX0200XX 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 34 7.7 7.2 2.9 71.8 -

泌尿器科では、前立腺の悪性腫瘍については、確定診断のために前立腺組織の一部を採取して顕微鏡で調べる前立腺生検が必要で、最も症例数が多くなっています。また、早期の前立腺限局癌に対しては内視鏡支援手術ロボット(ダ・ヴィンチ)による手術、根治的前立腺摘除術あるいは放射線療法、局所進行癌に対しては内分泌療法併用放射線療法、進行癌に対しては内分泌療法や抗癌剤治療を行います。上部尿路疾患(尿路結石症(腎、尿管、膀胱結石など))に対する経尿道的尿路結石除去術は、ホルミウムレーザーを用いて3泊4日で施行しています。膀胱腫瘍(膀胱癌)に対する膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)は浸潤度の低い表在性の膀胱がんの場合にこの術式でがんを取りきることが可能です。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より泌尿器科のページをご参照ください。
呼吸器内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
040040XX9910XX 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 59 3.5 3.4 0.0 72.8 -
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 45 17.9 19.1 6.7 73.2 -
040040XX9908XX 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 8あり 36 10.9 10.6 2.8 61.9 -
040040XX99040X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 33 18.2 10.0 6.1 73.8 -
0400801499X002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし A-DROP スコア2 27 15.3 15.2 11.1 81.0 -

呼吸器内科では、肺の悪性腫瘍(肺がん)が最も多くなっており、気管支内視鏡等を用いた迅速で的確な診断に努めています。手術が必要な場合は、呼吸器外科と連携した治療を行っています。間質性肺炎(肺胞の壁や周辺に炎症が起こった状態)は、高齢化に伴い増えている症例です。肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎については、抗生物質の進歩により外来での治療が多くなっています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より呼吸器内科のページをご参照ください。
循環器内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
050050XX99100X 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 131 3.2 3.0 0.0 69.5 -
050050XX99200X 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 47 3.6 3.1 0.0 69.2 -
050050XX02000X 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1・2あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 42 4.0 4.5 0.0 70.4 -
050210XX97000X 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1・3あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 39 11.8 11.0 5.1 79.0 -
050130XX99000X 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 37 23.3 17.7 13.5 83.2 -

循環器内科では、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査(腕や大腿の動脈から心臓の血管まで細いカテーテルを挿入し、造影剤を注入して狭窄や閉塞箇所を確認する検査)が最も多くなっています。次に狭心症、慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル治療(狭くなった血管部分をカテーテルで拡げる風船療法や金属の網でできた管を広げた血管に留置してくる方法などの治療)が多くなっています。不整脈の治療には、専門的な心電図診断を行い、薬物療法やペースメーカ治療を行っています。心不全については、最新の急性心不全治療と外来でのβ遮断薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、利尿薬などを用いた慢性心不全に対する治療に取り組んでいます。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より循環器内科のページをご参照ください。
腎臓内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
110280XX99000X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 65 8.2 12.1 1.5 46.1 -
110280XX02X00X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 副傷病なし 31 12.5 8.75 9.7 73.8 -
110280XX991X0X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 副傷病なし 28 4.0 7.18 0.0 41.4 -
110280XX99010X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 23 15.7 14.21 0.0 72.9 -
110270XX99X0XX 急速進行性腎炎症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 16 8.6 19.98 6.3 71.1 -

腎臓内科では、慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全が最も多くなっています。腎臓に対する針生検(腎生検;超音波ガイド下経皮的腎生検)という組織検査を用いて、迅速で的確な診断に努めています。また、内シャント手術などを含めた血液透析導入、合併症をかかえた維持血液透析患者の管理のほか、腹膜透析の導入・維持管理も行っています。
急速進行性腎炎症候群は重症度に応じた治療法を実施しています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より腎臓内科のページをご参照ください。
血液・腫瘍内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
130060XX99X4XX 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等2 4あり 25 7.4 10.6 0.0 83.2 -
130030XX99X40X 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 20 9.4 16.2 5.0 60.8 -
130060XX97X40X 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 16 20.7 21.3 12.5 82.7 -
130030XX97X40X 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 11 22.2 32.4 18.2 76.4 -
130030XX99X30X 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり 副傷病なし - - 17.1 - - -

血液・腫瘍内科の入院治療では、骨髄異形成症候群に対する治療薬アザシチジン(ビダーザ)を使用した化学療法が最も多くなっています。次に非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫)に対する治療薬リツキシマブ(リツキサン)を使用した化学療法が多くなっています。病気が限局している場合は放射線治療も組み合わせることがあり、当院の放射線科と連携し診療を行っています。多発性骨髄腫などの高ガンマグロブリン血症についても新規治療薬により最適な対応をしています。
現在、常勤医不在のため、外来診療のみ代務医で対応しております。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より血液腫瘍内科のページをご参照ください。
麻酔科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
080240XX97XXXX 多汗症 手術あり 44 3.2 3.0 0.0 25.9 -
010111XXXXX0XX 帯状疱疹関連痛 10 10.7 12.4 10.0 79.5 -
010120XX99XXXX 三叉神経痛 - - 6.8 - - -
070343XX99X00X 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし - - 12.0 - - -
070430XX97XXXX 複合性局所疼痛症候群 - - 11.0 - - -

麻酔科(ペインクリニック)では、多汗症(顔面・頭部・手掌・液窩)及び赤面症に対して、薬物療法、手術療法などを施行しています。帯状疱疹関連痛、三叉神経痛に対して神経ブロック、薬物療法を併用して治療しています。また、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎症など脊椎疾患に対する治療を積極的に行っております。「神経ブロック」とは「目的とする神経の近く、または神経自体に薬液を注入する」処置のことをいいます。局所麻酔薬を併用し「痛みの少ない治療」に努めています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より麻酔科のページをご参照ください。
消化器内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
060100XX01XX0X 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 198 2.7 2.7 0.0 67.9 -
060340XX03X00X 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 副傷病なし 64 10.8 10.1 1.6 75.4 -
060035XX03XXXX 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 49 5.2 7.1 0.0 67.4 -
060020XX04X0XX 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 43 8.0 8.5 0.0 72.5 -
060210XX99000X ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 25 10.4 8.9 0.0 72.3 -

消化器内科では、小腸大腸の良性疾患(大腸腺種や大腸ポリープ)の症例に対する内視鏡的治療(ポリペクトミーなど)や早期の悪性腫瘍に対する、ESD(早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術)を実施しています。胆管(肝内外)結石、胆管炎に対する内視鏡的治療(乳頭括約筋(乳頭を緩めたり、閉めたりする筋肉)を切開など)や、胃の悪性腫瘍(胃がん)に対する内視鏡的治療(胃カメラを用いて粘膜下層剥離術など)も行っており、低侵襲手術と呼ばれる身体の負担が少ない内視鏡手術を積極的に実施しています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内より消化器内科のページをご参照ください。
糖尿病内分泌内科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率平均
年齢
患者用パス
100180XX990X0X 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 副傷病なし 39 4.2 6.4 0.0 54.1 -
100260XX9910XX 下垂体機能亢進症 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし - - - - - -
100280XXXXXXXX 尿崩症 - - - - - -
100060XX99X100 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 85歳未満 - - - - - -
100071XX99X110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病あり 85歳未満 - - - - - -

糖尿病内分泌内科では、副腎皮質機能亢進症のうち、原発性アルドステロン症の検査・治療が多くなっています。“原発性アルドステロン症”とは副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に作られる病気で、高血圧症の5%~10%をしめます。甲状腺疾患の診断、内科治療のほか、バセドウ病に対するアイソトープ治療(放射性ヨード内用療法)も行っています。糖尿病の教育入院については、糖尿病に関する正しい知識を身に付けていただくための糖尿病教室や、自己血糖測定のトレーニングを行い、患者さん一人ひとりが糖尿病の自己管理能力を高めるこができるように努めています。

当科に関する詳細は、診療部門のご案内よりの糖尿病内分泌内科のページをご参照ください。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
 初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌 40 - 10 - 15 - 1 7
大腸癌 42 19 32 31 42 17 1 7
肺癌 52 19 49 75 14 26 1 7
乳癌 103 127 41 20 - 32 1 7
肝癌 - - - - 17 1 7

初発の5大癌(罹患率の高い上記5つの癌)のUICC病期分類並びに再発の実患者数を示しています。StageⅠが進行度が低く、StageⅡ・StageⅢとなるにつれて進行度が高くStageⅣが最も進行した病期を表しています。
UICCの病期分類とは、T=原発層の大きさと進展度、N=所属リンパ節転移の程度、M=遠隔転移の有無の3つのカテゴリーによって各部位のがんをⅠ期からⅣ期のステージに分けて分類するものです。
胃癌についてはⅠ期の患者さんが多く、消化器内科では内視鏡手術、外科では腹腔鏡手術を中心に、心身の負担が少ない低侵襲の治療を実施しています。
大腸癌については、Ⅰ期、Ⅲ期が多く、手術や化学療法など患者さんの状態に合わせた幅広い治療を実施しています。
肺癌については、Ⅳ期が最も多く、呼吸器内科を中心に化学療法治療を行っています。次にⅠ期が多く、呼吸器外科による胸腔鏡を用いた低侵襲手術を実施しています。
乳癌については、Ⅱ期が多く、乳腺外科による手術を中心に実施しています。
肝癌については、消化器内科を中心に主に、動脈化学塞栓術や薬物療法を行っています。
なお、当院は、北海道がん診療連携指定病院(手術や放射線療法、化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療を提供する、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療を提供する等、必要な条件を満たす病院)に指定されています。
また、直腸癌、肺癌、前立腺癌、腎癌に対して、内視鏡支援手術ロボット(ダ・ヴィンチ)による手術も実施しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等
 患者数平均在院日数平均年齢
軽症 - - -
中等度 85 14.2 83.1
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

成人の市中肺炎(病院外で日常生活をしていた人に発症する肺の急性炎症)の重症度と患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。重症度が上がるほど在院日数が伸び、また、高齢者ほど重症度が高くなる傾向にあります。
当院における成人市中肺炎の患者さんについては、中等度の肺炎が最も多くなっています。
軽症の場合は、抗生物質の進歩により、外来で治療が可能となる場合も多くなっています。
当院では、呼吸器内科を中心に、成人市中肺炎の治療を行っています。

脳梗塞のICD10別患者数等
発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -

当院では、脳神経外科の開設はしていません。入院中などに発症された場合は、連携医療機関へ転院いただくなど、適切な対処を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
小児科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) 16.0 0.0 5.9 25.0 0.0 -
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) - - - - - -
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - - -
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの) - - - - - -
K300 鼓膜切開術 - - - - - -

小児科では、新生児にみられる呼吸循環不全などに対する新生児仮死蘇生術が多く、新生児の仮死には救命のため、ならびに神経障害を最小限にとどめるために速やかに蘇生措置を施す必要があります。

外科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 96 1.0 4.8 0.0 57.6 -
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 68 1.2 4.0 1.5 60.2 -
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 52 1.2 3.3 0.0 63.8 -
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 35 3.1 10.3 0.0 71.7 -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 33 1.4 13.6 0.0 59.8 -

外科では、乳癌に対する乳腺悪性腫瘍手術が多く、特に腫瘍を含む乳腺組織を扇形または円状に部分切除し乳房を温存する手術が最も多くなっています。次に胆嚢炎などに対する腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっており、腹腔鏡下(お腹の中に腹腔鏡という細長いカメラを入れ、お腹の中の様子をテレビモニターで見ながら細長い鉗子という器具を使って行う手術)で侵襲性が低く、傷口が小さく痛みも少ないなど患者さんの身体への負担が少ない手術を早期に行う事により、治療期間の短縮にも努めています。鼠径ヘルニア、結腸悪性腫瘍に対しても腹腔鏡下で手術を行っています。肺癌に対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術については、当科は「胸腔鏡を用いた低侵襲手術の追求」を基本方針としており、ほぼ全例に胸腔鏡手術を行っています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より外科の診療実績をご参照ください。
整形外科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 73 1.3 22.8 0.1 70.7 -
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 等 67 1.0 2.1 0.0 46.0 -
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 65 3.2 18.3 0.8 76.1 -
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 41 1.0 18.0 0.0 29.4 -
K069-3 関節鏡下半月板縫合術 33 1.0 22.5 0.0 33.8 -

整形外科では、膝関節症に対する、人工関節置換術が多くなっています。この手術は金属などでできた人工膝関節で入れ替えることで痛みが軽減され、歩行能力がかなり改善されます。骨内異物(挿入物を含む)除去術は骨折観血手術で内副子(プレート等)固定を行ったのち、骨癒合が完成してから、内副子の抜去を行う手術です。高齢者の大腿骨骨折に対する手術が最も多くなっています。膝の十字靭帯に対する関節鏡下靱帯断裂形成手術も多く、関節鏡下の手術により患者さんへの負担が軽く、術後入院期間も短くできます。当科では、膝の治療を専門的に行っています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より整形外科の診療実績をご参照ください。
心臓血管外科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 36 1.0 1.8 0.0 69.9 -
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 14 3.5 15.4 0.0 67.1 -
K5551 弁置換術(1弁のもの) 11 6.2 22.4 18.2 73.1 -
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) - - - - - -
K6093 動脈血栓内膜摘出術(その他のもの) - - - - - -

心臓血管外科では、静脈・リンパ管疾患(下肢静脈瘤)に対する静脈血管内レーザー焼灼術(静脈瘤レーザー治療)等が最も多くなっており、当院では保険適用となった2011年から実施しています。静脈瘤レーザー治療とは、静脈内に細いレーザーファイバーやカテーテルを入れて、血管内の壁を熱で焼き、閉塞させる手術です。この治療は所定の研修を受けた医師でなければ手術はできません。虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する冠動脈バイパス術は、現在では人工心肺装置を用いないで心臓拍動下に手術を行うオフポンプ術が主に行われます。弁膜症に対する弁置換術は機能が低下した心臓弁を切除し、新たに人工の心臓弁を取り付ける手術です。 腹部大動脈に対するステントグラフト内挿術や人工血管置換術も行っています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より心臓血管外科の診療実績をご参照ください。
産婦人科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 128 1.5 5.2 0.0 48.6 -
K867-4 子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療 76 0.0 0.1 0.0 33.1 -
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 66 1.2 4.1 0.0 39.4 -
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 62 7.6 8.0 0.0 35.0 -
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 51 0.3 1.1 39.4 - -

産婦人科では、子宮筋腫などに対する腹腔鏡下腟式子宮全摘術が多く、腹腔鏡下手術で(お腹の中に腹腔鏡という細長いカメラを入れ、お腹の中の様子をテレビモニターで見ながら細長い鉗子という器具を使って行う手術)侵襲性が低く、傷口が小さく痛みも少ないなど患者さんの身体への負担が少ない手術を実施しています。次に子宮頸・体部の悪性腫瘍に対する子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療も多く、外来で最新式のNBIコルポスコープを用いて診断し、日帰りにてレーザー治療(蒸散・円錐切除)を行っています。子宮附属器腫瘍に対する手術も腹腔鏡を中心に行っています。
当院は、北海道の地域周産期母子医療センターの認定を受けており、帝王切開術も多く行っています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より産婦人科の診療実績をご参照ください。
眼科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 279 0.1 0.9 0.0 74.7 -
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 17 0.4 5.5 0.0 70.1 -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) - - - - - -
K2682 緑内障手術(流出路再建術) - - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) - - - - - -

眼科では、最も多い疾患は、白内障に対する手術です。1泊2日または日帰りで行っています。糖尿病網膜症、網膜前膜、硝子体出血等に対し硝子体手術を行っています。顕微鏡下での細かい操作を要し、眼科領域では高度なレベルの手術となります。手術はほとんどが全身麻酔下で約1時間程度、入院期間は術後の経過にもよりますが1週間程度となっています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より眼科の診療実績をご参照ください。
耳鼻咽喉科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 34 1.0 9.4 0.0 30.3 -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 18 1.0 8.6 0.0 53.9 -
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの) 11 1.0 8.7 0.0 68.9 -
K4611 甲状腺部分切除術,甲状腺腫摘出術(片葉のみの場合) - - - - - -
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) - - - - - -

耳鼻咽喉科では、慢性扁桃炎や扁桃肥大に対する、口蓋扁桃手術が最も多くなっています。口蓋扁桃手術は開口器を装着し、口腔内から、超音波メスなどを用い、止血しながら、口蓋扁桃を剥離して摘出する手術です。慢性副鼻腔炎等に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)手術が多くなっており、内視鏡下の手術は手術侵襲も少なく、入院期間も比較的短期間ですみます。喉頭腫瘍等に対し、直達鏡を用いた摘出術を実施しています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より耳鼻咽喉科の診療実績をご参照ください。
皮膚科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 12 0.3 2.9 0.0 79.8 -
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) - - - - - -
K0133 分層植皮術(100以上200未満) - - - - - -
K0052 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) - - - - - -
K0062 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝以上,6㎝未満) - - - - - -

皮膚科では、皮膚の悪性腫瘍に対する皮膚悪性腫瘍切除術も多く行っています。皮膚がんの治療では手術で病巣を切除することです。初期がん(表皮内がん)やめったに転移を生じない基底細胞がんは、病巣を取り切ることができれば、ほとんどのケースで完治ができます。

泌尿器科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 77 1.3 6.3 1.3 74.0 -
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 51 1.1 2.1 0.0 60.6 -
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 38 1.3 10.8 2.6 68.1 -
K834-3 顕微鏡下精索静脈瘤手術 35 1.0 1.0 0.0 31.6 -
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) 28 1.1 3.1 0.0 71.9 -

尿器科では、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)が多く、開腹せずに手術用内視鏡を用いて、膀胱腫瘍を切除する手術を行っています。尿路結石症に対してはホルミウムレーザーを用いたレーザ治療や、尿管狭窄に対する経尿道的尿管ステント留置術も行っています。前立腺悪性腫瘍については、傷が小さく出血量もすくない内視鏡支援手術ロボット(ダ・ヴィンチ)を使用した手術を実施しています。また、腎の悪性腫瘍についても内視鏡支援手術ロボット(ダ・ヴィンチ)を使用した手術を実施しています。当院は男性生殖器疾患(男性不妊)外科治療を施行している北海道内唯一の施設であり、顕微鏡下精巣内精子採取術(MD-TESE)、顕微鏡下精索静脈瘤切除術などを行っています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より泌尿器科の診療実績をご参照ください。
循環器内科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 49 3.3 2.3 0.0 70.3 -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 28 4.0 9.5 3.6 76.8 -
K597-2 ペースメーカー交換術 14 1.9 8.0 7.1 82.6 -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 8 0.0 16.6 12.5 73.5 -
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 7 0.0 14.1 0.0 67.6 -

循環器内科では、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)に対する、経皮的冠動脈ステント留置術が多くなっています。経皮的冠動脈ステント留置とは、腕や足の血管から管を通し、金属の網でできた管を血管に留置してくる治療です。緊急に行う場合や、検査から日数を空けて行う場合など患者さんの病状により実施のタイミングが異なります。次に不整脈に対するペースメーカー移植術(経静脈電極)が多くなっています。

当科診療実績については、診療部門のご案内より循環器内科の診療実績をご参照ください。
腎臓内科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K610-3 内シャント設置術 51 6.5 12.7 13.7 72.1 -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 20 4.5 14.3 0.0 64.1 -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - - -

腎臓内科では、慢性腎臓病に対する内シャント設置術が多くなっています。シャントとは血液透析を行う上で必要なもので、腕の動脈をその近くにある静脈につなぎ合わせることで、穿刺のしやすい静脈に血液をたくさんを流すことができる血管を造るものです。次に多い経皮的シャント拡張術・血栓除去術とは、シャントが血栓などで血行不良になった時や血管が完全に詰まってしまったときに、カテーテルを血管に挿入し、シャントを拡張したり血栓を取り除く手術のことです。

当科診療実績については、診療部門のご案内より腎臓内科の診療実績をご参照ください。
麻酔科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K196-2 胸腔鏡下交感神経節切除術(両側) 45 1.0 1.2 0.0 26.3 -
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置した場合) 10 2.2 8.8 10 57.0 -
K128 脊椎内異物(挿入物)除去術 - - - - - -
K188-2 硬膜外腔癒着剥離術 - - - - - -
K1902 脊髄刺激装置植込術(ジェネレーターを留置した場合) - - - - - -

麻酔科(ペインクリニック)では、頭部・顔面多汗、手掌多汗のような局所多汗症に対し胸腔鏡下交感神経遮断術を多数行っています。胸腔鏡下交感神経遮断術は発汗の指令を伝達する交感神経を内視鏡を用いて遮断するものです。この治療法は現在のところ局所性多汗症の最終的な治療法と言えます。また、当科では、脊椎手術後に残存する痛み、複合性局所疼痛症候群など難治性の痛みに対する脊髄刺激療法の治療経験も豊富です。

当科診療実績については、診療部門のご案内より麻酔科の診療実績をご参照ください。
消化器内科
Kコード名称患者数平均術前日数平均術後日数転院率平均
年齢
患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 193 0.6 1.6 0.5 69.4 -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 56 3.2 6.9 7.1 76.1 -
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 56 0.8 3.1 0.0 66.3 -
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 39 1.0 5.4 0.0 72.6 -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 35 0.4 1.2 0.0 63.8 -

消化器内科では、大腸腫瘍(大腸ポリープや早期の大腸癌など)に対する内視鏡的手術が多くなっています。大腸ポリープは前がん病変(いわゆるがんの芽)とされており、早期に切除することが望ましいものです。大腸ポリープをとるには、スネア(金属の輪)を病変にかけてそのままちぎりとる方法と、さらに電気を流して焼き切る方法があります。大きいポリープや血をさらさらにするお薬を飲まれている場合は入院での切除を行いますが、その他のポリープは外来でも切除が可能です。次に内視鏡的胆道ステント留置術(胆管や膵臓の病気のため、狭窄した胆管し、胆管の狭窄部にステントという金属製、または樹脂製の管を留置し、胆汁の通過を改善させる方法)についても多く実施しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一 - -
異なる - -
180010敗血症同一 - -
異なる 22 0.27
180035その他の真菌感染症同一 - -
異なる - -
180040手術・処置等の合併症同一 10 0.12
異なる - -
  • 「入院の契機」のところで「同一」とありますのは、入院時にすでにその病態が起こっていたために入院となったことを示しており、「異なる」とあるのは、入院後に新たに発症したことを示しています。
  • 播種性血管内凝固症候群とは、感染などの様々な原因により、全身の血管内で、止血機能が失われることで臓器において出血がしやすくなる重症な病態です。
  • 敗血症(1歳以上)とは、肺炎などの感染を起こしている場所から、血液中に細菌が入り込み、全身感染を引き起こす重症な病態です。
  • その他の真菌感染とは、真菌(カンジタ、アスペルギルス等)による感染で、免疫機能が低下している場合に起こりやすい重症な病態です。
  • 手術・処置等の合併症とは、手術や処置の医療行為に伴い生じる、術後出血や創部の感染等のことです。
  • 上記指標は、医療の質向上の観点から、4症例(播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症)についての発生率を開示するものです。

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過去の情報

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