320列マルチスライスヘリカルCTで、X線検出器幅が16cm(64列CTでは32~40mm)あり、心臓、脳など1回転で撮影が可能です。当院では冠動脈CT検査のほか、全身の検査が可能です。被曝低減を目的とした新しい再構成法、AIDR-3Dを導入しており高画質を低被曝で可能にしています。
1.5T超伝導型MRI装置です。従来、アンテナに当たる各部位専用のコイルで受けたアナログ信号は別室でデジタル化されていましたが、この装置ではコイル内でデジタル化=フルデジタル化することで信号の劣化を防いでおります。ドームの開口径が70cmと従来より10cm広くなり、当院のCT(72cm)に近い大きさとなっています。
FPD(Flat Panel Detectoe)を使用したデジタルマンモグラフィー検査を行っております。撮影画素サイズが50μmなのが特徴です。検査は女性技師が担当いたします。また、乳腺外来診察室では5Mピクセルの高精細モニタにて専門の診断医が読影を行っております。
放射線科超音波室では、乳腺、小児心臓、甲状腺の検査を行っております。乳腺エコー検査は女性技師が担当いたします。最高機種であるaplio XGには高画質化、乳房石灰化を見やすくする機能、高周波4Dプローブが備わっており、高画質で高精度な画像を提供しております。
本装置は定位放射線治療や画像誘導放射線治療(IGRT)などの高精度治療を極めて短時間に、かつ高精度で行うことが可能な放射線治療装置です。
また動体追跡照射装置や呼吸同期照射装置を併用した4次元放射線治療も可能です。動体追跡放射線治療とは目的とする腫瘍の近傍に金マーカーを挿入し、その位置や動きをX線透視装置にてリアルタイムに確認しながら放射線照射を行うものです。
これらの機器を駆使することで、病気の局在する部位に集中して放射線が照射でき、正常組織へのダメージを最小限に抑えた放射線治療が可能です。
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