当院は1922年(大正11年)、逓信職員の健康と生命を守り、電信電話事業の発展を支える目的で開設された「札幌逓信診療所」を前身とし、100年以上の歴史を持つ総合病院です。
札幌市中心部に位置し、急性期医療を中心に幅広い疾患に対応しており、地域の皆さまに信頼される医療機関として歩んでまいりました。
2017年には精密な操作が可能な手術支援ロボット「ダビンチ(Da Vinci)」を導入し、前立腺がんなどの泌尿器科領域に加え、肺がん・直腸がん・胃がんなどの呼吸器・消化器外科領域、さらには子宮の良性腫瘍など婦人科領域にも対象を広げ、患者さんの身体的・精神的負担を軽減する低侵襲手術の実現に努めています。
北海道がん診療連携指定病院および地域周産期母子医療センターとしての役割も担っており、産婦人科と小児科が密接に連携することで、入院中から小児科医が診察を行い、新生児の異変や疾患の早期発見につながる体制を整えています。「女性と子どもにやさしい病院」を目指し、患者さん一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなケアを提供しています。
内科では、糖尿病などの生活習慣病や胃炎・腹痛などの消化器疾患を含め、全身の状態を総合的に診療しており、地域の診療所やクリニックとも緊密に連携しながら、患者さんがそれぞれの医療機関で最適な医療を受けられるよう支援しています。
当院はNTT東日本が運営しており、2002年には北海道内でも早期に電子カルテを導入し、2024年2月にはパラマウントベッド社の「スマートベッドシステム™」を北海道で初導入するなど、転倒防止や看護業務の効率化を図るICT活用にも積極的に取り組んでいます。
私たちはこれからも、患者さんとの信頼関係を大切にしながら、地域に根ざした思いやりのある医療を提供し、未来に向けてより良い医療の実現を目指してまいります。
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