【小児科】インフルエンザ予防接種について

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【小児科】インフルエンザ予防接種について

当院では、インフルエンザ予防接種として、一般的な不活化インフルエンザワクチン(皮下注射)に加え、フルミスト®点鼻液(経鼻生ワクチン)による接種も行っております。


◆フルミスト®とは?

フルミスト®点鼻液は、鼻の中に噴霧するタイプのワクチンで、注射ではないため、痛みがほとんどなく、注射が苦手なお子さまにも安心してご利用いただけます。
鼻の粘膜から免疫をつけることで、インフルエンザの発症や重症化を防ぐ効果が期待されています。接種回数は1シーズンに1回の接種で済みます。

■実施期間

2025年10月6日(月)~2026年1月30日(金)【休診日は除く】
※ ワクチンの在庫状況によっては、期間途中で終了となる場合があります。

■接種料金(1回あたり・税込)

  • 不活化インフルエンザワクチン:3,910円(税込)
  • フルミスト点鼻液Ⓡ:8,800円(税込)

■接種回数・方法

  • 不活化インフルエンザワクチン:2回接種
  • フルミスト点鼻液Ⓡ:1回(左右の鼻の中に0.1mlずつ噴霧)

■対象年齢

  • 不活化インフルエンザワクチン:生後6ヵ月以上
  • フルミスト点鼻液Ⓡ:2歳以上19歳未満



■副反応について

  • 不活化インフルエンザワクチン:軽度の発熱や注射部位の腫れ・痛みなどがみられる場合があります。まれに重篤な副反応が起こることがあります。
  • フルミスト点鼻液Ⓡ:鼻水・鼻づまり・咳・発熱など、軽い風邪のような症状が出ることがあります。まれに、ショックやアナフィラキシーなどの重篤な副反応が起こる場合があります。



■接種できない方・接種を控えていただきたい方

(フルミスト点鼻液Ⓡの場合)

  • 2歳未満、19歳以上の方
  • 37.5℃以上の発熱ある方
  • 免疫力が著しく低下している方、またそのような方と同居している場合
  • 気管支喘息の方
  • 鶏卵やゼラチン、ワクチン成分に重度のアレルギーがある方やアナフィラキシーの既往がある方
  • 抗インフルエンザ薬やアスピリンなどの薬を服用中の方
  • 医師が予防接種を不適当と判断した場合

(不活化インフルエンザワクチンの場合)

  • 生後6ヵ月未満の乳児
  • 37.5℃以上の発熱ある方
  • 重篤な急性疾患にかかっている場合
  • 過去にインフルエンザワクチンでアナフィラキシーを起こしたことがある場合
  • 医師が予防接種を不適当と判断した場合



■注意事項

  • フルミスト®点鼻液を接種した場合、数週間はインフルエンザ抗原迅速検査で、「陽性」となる可能性があります。(不活化インフルエンザワクチンでは通常みられません。)
  • 接種後にくしゃみが出たり、喉にワクチンが垂れたりすることがあります。
    飲み込んでも特に問題ありません。
  • ワクチンの在庫に限りがありますので、期間途中で終了となる場合があります。


▶ 通常のインフルエンザワクチンについては、こちらのページをご覧ください。


<本件お問合せ先>
NTT東日本札幌病院小児科外来
011-623-7000

平日(月曜~金曜) ※祝祭日は除く 8:30~16:50

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