放射線技術室

放射線技術室について

業務概要

• 放射線を利用するX線一般撮影、ポータブルX線撮影、乳房X線検査（マンモグラフィ検査）、一般造影検査（消化管・血管造影・泌尿器・婦人科・内視鏡）、骨塩定量検査、核医学検査（SPECT）、CTなどの画像検査
• 超音波検査、MRIなどの非放射線画像検査
• 放射線治療
• 人間ドック検査

放射線機器

320列CT　Aquilion ONE / PRISM Edition　キヤノンメディカルシステムズ社製
80列CT　Aquilion Exceed LB　キヤノンメディカルシステムズ社製

CT検査は、X線を利用して、身体の内部を断面化し、画像にする検査です。画像処理を行うことにより、身体の細やかな情報を得ることができます。320列マルチスライスヘリカルCTは、X線検出器幅が16cm(64列CTでは32～40mm）あり、心臓、脳など1回転で撮影が可能です。当院では冠動脈CT検査のほか、全身の検査が可能です。被曝低減を目的とした新しい再構成法、PIQE、AiCEを導入しており高画質を低被曝で可能にしています。

MRI　Ingenia1.5T　フィリップス エレクトロニクス ジャパン社製

MRI検査は、超電導磁石と電波を用いた検査で、身体の内部の断面を様々な方向から画像にしています。放射線を使用しないため被ばくすることはありません。 当院では、1.5T超伝導型MRI装置を導入しており、従来、アンテナに当たる各部位専用のコイルで受けたアナログ信号は別室でデジタル化されていましたが、この装置ではコイル内でデジタル化＝フルデジタル化することで信号の劣化を防いでおります。筒状の装置に入りますので、狭いところが苦手な方はあらかじめお申し出ください。

デジタルマンモグラフィー　 AMULET innovality　富士フィルムメディカル社製

デジタルマンモグラフィー検査は、FPD（Flat Panel Detectoe)を使用しており、撮影画素サイズが50μmなのが特徴です。検査は女性技師が担当いたします。また、乳腺外来診察室では5Mピクセルの高精細モニタにて専門の診断医が読影を行っております。

超音波装置　aplio a Verifia　キヤノンメディカルシステムズ社製

放射線科超音波室では、乳腺、小児心臓、の検査を行っております。乳腺エコー検査は女性技師が担当いたします。乳房石灰化を見やすくする機能、エラストグラフィが備わっており、高画質で高精度な画像を提供しております。

放射線治療機器

放射線治療装置　TrueBeam　VARIANメディカル社製

放射線治療は放射線を照射することで病気の細胞を死滅させる治療方法です。動体追跡システムを有した放射線治療装置(リニアック)で実施します。放射線治療には、数mm単位の照射精度や放射線量についても高い精度が必要です。 当院には、そのための管理と放射線治療全体の品質を管理する資格を有したる男性技師がおります。 乳がんは女性技師が担当しております。乳がんや肺がんの他、種々の癌やケロイド治療を行っています。また甲状腺疾患に対する放射性ヨード内服治療を行っています。

検査実績

[単位：件]